心療内科 精神科
メンタルヘルス田井クリニック

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主な症状(疾患)

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不眠症 (主に不眠状態を呈するもの)

睡眠障害(不眠症)

不眠というのはその方にとっての睡眠時間の短縮と朝覚醒時の不満足感をいいます。精神疾患というよりもメンタル不全のバロメータとなる症状と考えてください。
寝付きが悪い  ② 夜中に目が覚める
朝早く目が覚める  ④ 眠りが浅い
という4つの不眠パターンに分類されて、そのタイプや重複状況、さらにその他の精神症状の有無により、一般的に睡眠薬の処方内容が決定します。しかし症状のみで安易に睡眠薬を処方をせずに、基礎疾患の有無や生活習慣の問題も考えながら、その有効な改善策を生活指導も含めて講じていくことが最も適切な治療法となります。

不安障害(主に不安状態を呈するもの)

適応障害

明らかな心因(ストレス原因)に基づいてうつ状態、不安状態、不眠状態などの精神症状や身体不定愁訴(全身倦怠感、めまい、頭痛、吐気、胃痛、下痢等)を引き起こすものをいいます。日常生活においては転居、妊娠、出産、結婚、離婚等の生活環境の変化や就労に関しては異動、転勤、新就職、過剰労務、労務内容の不適合、職場の人間関係などを心因としてこのような状態に陥る方は非常に多く、たとえ症状がまだ軽症であっても患者様が症状に困っており、日常生活や就労上何らかの支障が生じれば治療の対象となります。症状の程度は個人差がありますが早期の心因の調整や回避、または薬物療法で症状が軽快する方が多いので無治療で放置して症状が重症化しうつ病に発展する前に早期発見や早期治療が必要になります。薬物療法に関しては軽症の段階では抗不安薬や睡眠薬で症状が軽快しますが重症化しうつ病に発展した場合は抗うつ薬を継続内服する必要があります。

社会不安障害(SAD)

社会や集団の中で他人に注目される恐怖が中心で、その苦手な社会的状況を自分から避けるようになるものをいいいます。従来は対人恐怖症と言われていたもので、男女とも青年期に発症し、元来自己評価が低く他人に否定されることを恐れる人に多くみられます。会議や申し送りやプレゼンテーション、あるいは顧客対応や電話対応などの対人接触の多いその人にとっての苦手な環境で症状が出現し、強い動悸や息切れ、手や足の震え、手の平や脇の下の異常発汗、めまいなどの自律神経症状が主体で思考が混乱し頭の中が真っ白になり、日常生活や業務対応が困難となることが一般的です。症状の程度や頻度で治療方針を決めますが、SSRI(セロトニン選択性再取り込み阻害剤)などの薬物療法で症状が完全に消失する方から症状は軽度残るが日常生活や就労上問題がなく過ごせるようになる方がほとんどです。現代では対人緊張症は性格的な問題とは考えずに脳の扁桃体におけるセロトニンのバランス異常の病気と考えられています。

パニック障害

今まで全く普通に問題なく生活してきた人がある日突然激しい動悸や息切れ(場合によっては過呼吸発作)などのパニック発作が起こり内科や救急病院に緊急受診し担当医から検査上異常なしと言われて帰宅するが、あまりの恐怖体験であったため、また発作が起きたらどうしようという「予期不安」がその後も頻回に起こるようになりこのことが頭にこびりついて離れなず徐々に気分が落ち込み夜も眠れなくなることがあるような病気です。初発が通勤の満員電車や人混みなどの特定の場所で起こった場合はその苦手な場所だけに予期不安や緊張を感じる「広場恐怖」を伴うことがあり、その場所を回避する「回避行動」があるのも特徴です。就労者が満員電車で発症して「頻回の発作」や「予期不安」に悩まされて通勤手段の「回避行動」をとるようになると出勤することが出来なくなり就労問題に発展します。この病気も社会不安障害と同様に性格の問題ではなく脳の扁桃体のバランス異常の病気と現代では考えられているため、SSRI(セロトニン選択性再取り込み阻害剤)を中心とした薬物療法でほとんどの発作は消失させることができます。またパニック発作までの強い症状はありませんが慢性的な漠然とした不安感が終日継続するような「全般性不安障害(GAD)」という不安障害もあります。これは抗不安薬を中心とした薬物療法で症状が軽減されることが多いように思います。

強迫性障害(OCD)

強迫観念と強迫行為の反復が主な症状で手洗い不潔恐怖や戸締まり確認恐怖などが代表例です。例えば自分が不潔であるという認識(強迫観念)を自分で打ち消そうとしても頭から離れずに、自分でも何回も手を洗うことはばからしいことであるという自覚があるにもかかわらず、不潔になることが恐ろしくて1日に何十回も手を洗う行為(強迫行為)を繰り返してしまうような疾患です。強迫行為はなく嫌な考えや嫌なイメージなどの強迫観念だけが頭に浮かぶことに悩む方もいます。そのまま放置するとうつ状態になる方も少なくなくありません。薬物療法は他の不安障害よりも治療効果は劣りますが症状の程度は緩和することが多いので薬物療法を行ってみることもひとつの方法であると思います。

身体表現性障害

身体科の診察や検査によって異常がなく「身体疾患が存在しない」という事実があるにもかかわらず、多数の身体症状を慢性的に長期に持たれているものを「身体化障害」といい、同様に身体的に検査上異常がないのにもかかわらず自分は重篤な体の病気にかかっているのではないかという考えにとらわれて多数の医療機関を受診したりするものを「心気障害」といいます。どちらも身体症状の他にうつ状態や不安状態や不眠を伴うことが多く精神症状に対する薬物治療をすることで結果的に身体症状が軽快する場合があり治療効果には個人差があります。一般的によく見かけるのは「慢性疲労症候群」や「心身症」といわれるような状態で日常生活や就労上ストレスが原因で心身の疲労が慢性的継続することが原因で身体検査上異常がないが、頭痛、頭重感、めまい、耳鳴り、動悸、息切れ、吐気、胃痛、下痢、不眠などの身体不定愁訴が慢性的に継続しなかなか改善しないような状態です。この場合も抗不安薬やSSRIの薬物療法により症状が緩和することが多いように思います。

気分障害 (主にうつ状態を呈するもの)

うつ病(単極性うつ病)

日常生活や人間関係や就労問題等の生活上のストレスを誘因として発症する脳内の化学伝達物質(セロトニン)のバランスの崩れた状態であり、主に前頭葉が障害されて気分の落ち込みが終日2週間以上連続し物事への興味や関心がなくなり何事にも意欲がなく集中力や思考力や持続力が低下し、自己評価も低下してすべてに自責感を感じるようになり、食欲低下や睡眠障害(不眠や過眠)や身体不定愁訴などがみられる疾患をいいます。精神療法と薬物療法は治療上必要不可欠ですが、それだけではなく患者様に対する生活指導とご家族や職場の方々の病気に対する理解と協力が再発防止対策上非常に重要です。

<うつ病の診断上重要な事項>

  1. うつ状態の出現において元来の性格や人格の影響の有無
  2. 脳や体の疾患(脳梗塞、更年期障害、甲状腺機能異常等)の影響の有無
  3. 常用薬剤や物質(アルコール、ステロイド、婦人科薬等)の影響の有無
  4. 他の精神障害(発達障害、不安障害、統合失調症等)の合併の有無
  5. 発症が内因性(原因なく反復性)か心因性(ストレス性)かの区別
  6. うつ状態の持続期間や重症度及び過去の躁状態の既往の有無

気分変調症

うつ病の診断基準を満たすほど重症ではありませんが軽症うつ状態が慢性的に年単位で継続してみられるものを気分変調症といいます。治療内容はうつ病に準じた治療を行います。

躁うつ病(双極性うつ病)

うつ病の症状の他に過去に一度でも躁病(気分の高揚、気力や活動性の亢進、多弁多動、不眠傾向)の診断基準を満たす症状があれば躁うつ病と診断できます。抗うつ薬ではなく感情調整薬を内服し定期的に薬剤血中濃度を測定しながら、再発防止対策上薬物治療を長期に継続していく必要があります。躁状態の程度により双極1型と2型に分類でき、診断基準は満たすほどの症状はありませんが躁状態やうつ状態が慢性的にみられるものを気分循環症といいます。これらの病気である場合は抗うつ薬の使用は原則的に控えるべきですので治療上の注意が必要です

この他にも各種依存症や認知症などの数多くの精神科関連疾患がございますが、当院はすべての精神科関連疾患には対応はできておりませんのであらかじめご了承ください。

うつ病、神経症、睡眠障害等のメンタル不調でお悩みの方 お悩み・ご不明点がありましたらさいたま市浦和の精神科 メンタルヘルス田井クリニックにお気軽にご相談ください。 メンタルヘルス田井クリニック さいたま市浦和区高砂3-2-10 草野高砂ビル6F TEL:048-816-5521

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